CONCEPT
“東北”の暮らしの中で受け継がれる「地域文化」に関する専門的知見と、新たな視点や様々な人材を繋ぎ合わせ、“知る・体験する・感動する・交流する場”を企画・デザインし、より魅力的な“東北”を次代へ継承・発展させていくため、各種プロジェクトを共創します。
「東北」には、自然と人が共に生きるための文化が伝わっています。
十年後、百年後のその土地の未来を想像し、祈り・願い・生きる知恵を織り込んだ多様な形を、今も伝えています。
急激な社会変化や災害でも揺るがなかった、土地固有の伝承文化。
一方で、出会う・変わる・変えることで手に入れた、より良い生き方。
「東北」には、伝統と革新が共存した文化が、今も息づいています。
縦糸横糸合同会社は
立ち上がりました
ESSENCE
WORKS
- 2023
- 宮城大学デザインスタディセンター プログラム開発
<地域文化の再構築と発信におけるファシリテーション>
公立大学法人宮城大学では、“デザインとは何か”という問いを投げかけ、問題提起と活動に取り組むプロセスを通して、学生・教職員含め“デザインについて考える・デザイン思考を理解する”プログラムを行っています。
縦糸横糸は、県内に数多く伝承されている民俗芸能をテーマに、リサーチからフィールドワーク、情報発信の構想づくりをファシリテートしました。
【プログラム開発/ファシリテーター】
- 2022-現在
- 「仙台げいのう学校」講座運営
<地域文化と地域住民・関係人口・企業とのマッチングと環境形成>
(公財)仙台市市民文化事業団「持続可能な未来へ向けた文化芸術の環境形成助成事業」として、2022年から開始しました。「げいのう」(仙台市域、東北地域の郷土芸能・民俗芸能、祭礼行事など)の「担い手」の課題(運営、用具管理、発信、継承者獲得・育成等)や、げいのうに関わりたい、支援したい市民の関心事に対し、課題解決のための糸口や外部参画・協働促進に寄与するオリジナル講座を一般向けに企画し運営しています。
【オリジナル講座開発/地域文化とのマッチング/継承環境形成】
- 2022-現在
- TANITA×板橋区立教育科学館「体感するからだの科学展」企画協力
<科学館における企画展のプロデュース>
「人を展示する科学館」をテーマに掲げる東京都の板橋区立教育科学館において、板橋区に本社をおく株式会社タニタとの共通性を見つけ出し、創業者の想いを科学する企画展をプロデュース。
【企画協力/コンテンツプロデュース】
- 2022-現在
- コンテンツ開発【食づくり、関係地づくり】(ヤスダ屋共同企画)
<地域文化継承促進のためのツーリズムコンテンツ開発>
“東北”地域に伝わる食の保存・加工方法を学びながら、その土地を理解していくためのフィールドワーク、食文化の技術継承を目的としたオンライン講座などを通して、地域文化の継承促進につなげる新たな形のツーリズムを、食文化専門家と開発しています。
【地域文化商品開発】
- 2020-現在
- 商品開発【縦糸横糸のものづくり】(自主企画)
<地域文化継承促進のための商品開発>
民俗芸能の意味の再発見や新たな興味につながることを目的に、芸能の道具や装束に注目して取材し、専門家と共同でリ・デザインした商品開発を行なっています。
・手拭-TENUGUI-(共同製作:京屋染物店・岩手県一関市)
・包想紙-HOSOSHI-(共同製作:𠮷田勝信・山形県×スマッシュ・宮城県仙台市)
https://tateyokoito.base.shop/
【地域文化商品開発】
- 2022
- 盛岡市無形民俗文化財保存連絡協議会リーダー研修会 講師
<団体・世代間対話交流のファシリテーション>
盛岡市の民俗芸能50団体以上で構成する協議会では、民俗芸能の活用と後継者育成を目的に、各団体の代表者及び次期リーダー、中堅世代を対象としたリーダー研修会を毎年開催しています。
縦糸横糸は、2022年度研修会の講師として、継承における全国的な取組事例紹介や、「道具」を切り口にした団体間・世代間の対話交流をファシリテートしました。
【ファシリテーター】
- 2022
- 千葉県立中央博物館展示関連セミナー ファシリテーター
<祭りの継承者セミナーのファシリテーション>
千葉県立中央博物館の2022年企画展「おはまおりー海へ向かう神々の祭―」関連「おはまおりセミナー“これからの房総の海の祭り”」にて、祭りに関わる多世代の継承者が意見を交わすパネルディスカッション企画とファシリテーションを行いました。
【企画立案協力/ファシリテーター】
- 2022
- 青森県立美術館「Aomori Spring Sprout」展 民俗芸能プロデュース
<地域文化と現代芸術のマッチング>
現代芸術や美術館の企画運営を行なっているエヌ・アンド・エー株式会社 が企画した、青森県立美術館での青森の歴史や風土、未来を現代芸術とかけ合わせた展示における、青森県の民俗芸能の出演と現代芸術作家とのマッチングを行いました。
【企画協力/民俗芸能プロデュース・マッチング】
- 2019-現在
- 文化庁文化芸術による子供の育成事業-巡回公演事業【BAKERUの学校】
<デジタルアートで「体感」する郷土芸能の世界>
ビジュアルデザイン会社のWOWとともに、デジタル技術を活かして、東北地方に伝承されている郷土芸能の魅力や知恵を学び、次世代に伝えるプロジェクトに参画。見て、知って、触れて、考えて、体験するプログラムを、小学校の授業において実施。2019年度から全国の小学校を巡回中。
BAKERUの学校
【企画立案協力/出演団体招聘/ファシリテーター】
- 2020-現在
- ポーラ伝統文化振興財団「伝統文化ポーラ賞」受賞者映像制作
<伝統文化の担い手の紹介映像制作>
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団では毎年「伝統文化ポーラ賞」として、伝統文化(工芸、伝統芸能、民俗芸能等)の担い手を顕彰しています。縦糸横糸は、受賞者紹介映像とパネル写真制作ほか受賞記念展の企画協力を行いました。
第41回・41回・42回伝統文化ポーラ賞受賞者紹介動画
【映像制作/写真撮影/企画協力】
- 2020-現在
- ポーラ伝統文化振興財団「伝統文化魅力発信プロジェクト動画」映像制作
<伝統文化の担い手の魅力発信映像制作>
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団では、伝統文化の魅力を発信する事業として「Re:Birth-伝統文化のいま-」を動画(YouTube)配信しています。縦糸横糸は、企画構成協力と映像制作を行なっています。
Re:Birth-伝統文化のいま-
【企画構成協力/映像制作】
- 2021-2022
- 文化庁・岩手県一関市「子供たちのための伝統文化の体験機会回復事業【一関市子供民俗芸能教室連携「ジュニア芸能チャレンジ」】オンライン配信
<民俗芸能のオンライン配信>
コロナ禍で、公演や練習・体験が困難になった伝統文化(民俗芸能等)を担う子供たちの体験機会回復のための文化庁事業。岩手県一関市では、市内芸能団体で実行委員会を組織し、各地で体験教室を開催しました。縦糸横糸は、各教室の取組みの撮影およびインタビュー映像制作、ならびにオンラインで各教室をつないだ芸能発表会のファシリテートを行いました。
【オンライン配信/ファシリテーター/PRコンテンツ制作】
- 2020-2021
- 日本芸能実演家団体協議会「日本遺産を活かした伝統芸能ライブ【NOBODY KNOWS】プロジェクト」企画協力
<地域芸能と伝統芸能のマッチングとPR>
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)では、2019年から「日本遺産」(文化庁認定)を舞台に、伝統芸能と地域芸能の披露や体験、コラボレーション等を行う「その土地に根づく文化と芸能に触れる旅=伝統ライブ・ツーリズム」である【NOBODY KNOWS】を開催しています。縦糸横糸は、2020年より企画提案、現地映像クリエイター・観光業者・地域芸能団体等のマッチング・プロデュース、およびSNSコンテンツ作成など情報発信を行いました。
NOBODY KNOWS
【地域文化マッチング・プロデュース/現地映像ディレクション/PRコンテンツ制作】
- 2020-2021
- 全国農協観光協会「民俗芸能Now!」企画協力
<地域芸能のコーディネート>
一般社団法人全国農協観光協会では、地域資源である「民俗芸能」の魅力を地域住民が知ることで、「ローカルからグローバル」な人材が育つことを目的とした「民俗芸能Now!」を2021年まで3回開催しています。縦糸横糸は、企画から出演団体のコーディネートおよび観客向け民俗芸能レクチャー、映像制作を行いました。
民俗芸能Now!(第2回・第3回)
【地域芸能コーディネート/映像制作】
- 2020-2021
- 岩手県金ケ崎町「次世代育成事業【郷土芸能の未来を考えるワークショップ】」企画
<地域芸能の若手継承者向けファシリテート>
岩手県金ケ崎町では、青少年が郷土芸能の未来を見据えた継承者を育成するための勉強会やワークショップを開催しています。縦糸横糸は、他地域の芸能団体や若い担い手をマッチングした勉強会・ワークショップを企画しました。また、各団体へのヒアリングから課題等の整理をして還元し、継承者自らの考えを引き出す機会をファシリテートしました。
【企画立案協力/出演者マッチング/ファシリテーター】
- 2020-現在
- ポーラ伝統文化振興財団「伝統文化ポーラ賞」受賞者映像制作
<伝統文化の担い手の紹介映像制作>
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団では毎年「伝統文化ポーラ賞」として、伝統文化(工芸、伝統芸能、民俗芸能等)の担い手を顕彰しています。縦糸横糸は、受賞者紹介映像とパネル写真制作ほか受賞記念展の企画協力を行いました。
【映像制作/写真撮影/企画協力】
- 2020-現在
- ポーラ伝統文化振興財団「伝統文化魅力発信プロジェクト動画」映像制作
<伝統文化の担い手の魅力発信映像制作>
公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団では、伝統文化の魅力を発信する事業として「Re:Birth-伝統文化のいま-」を動画(YouTube)配信しています。縦糸横糸は、企画構成協力と映像制作を行いました。
【企画構成協力/映像制作】
- 2020-2021
- 復興庁「あたらしい東北」事業【Iwate, the Last Frontier】」プランニング・ディレクション
<地域文化のスタディプログラム・ツアーのプランニング、ウェブサイト制作>
岩手県のみちのりトラベル東北では、復興庁事業「あたらしい東北」の採択を受け【Iwate, the Last Frontier】を有志メンバーで設立。地域に暮らし、土地の文化や歴史に触れるツーリズムやスタディツアー展開を経て、地域文化の継承を促進するモデルづくりを実施しています。縦糸横糸は、プロジェクトにおけるプランニング、ディレクション、ウェブサイト制作を行いました。
https://iwatethelastfrontier.com/
【地域文化スタディツアーのプランニング/ウェブサイト制作/映像制作】
- 2021
- コロナ禍芸能支援「鹿踊り応援イベント」制作(自主企画)
<地域芸能の活動支援>
コロナ禍において活動自粛が長引き継承の危機にある地域芸能の支援企画。岩手・宮城に伝わる「鹿踊」6団体を招聘し公開するとともに、公演の入場券として「手拭-TENUGUI-」(共同製作:京屋染物店・岩手県一関市)を販売、売り上げを団体の活動支援金と公演開催費としました。
【地域文化活動支援】
- 2021
- 竹工芸家・四代田辺竹雲斎インスタレーション映像制作
<伝統工芸の映像制作>
大阪府堺市を拠点に国内外で活躍する竹工芸家・四代田辺竹雲斎氏の「竹工芸」インスタレーション作品のプロモーション用映像を制作しました。
【地域文化映像制作】
- 2021
- 酒田市「酒田民俗芸能公演会 民俗芸能フェスタ」継承事業
<地域文化の継承企画>
山形県酒田市では、地域文化の継承・発展を目的とした民俗芸能公演会を開催している。縦糸横糸は、コロナ禍における民俗芸能団体の活動調査を提案しました。中でも、衣装や道具の保管方法や購入についての課題が挙がったことから、公演会と並行して相談会を企画しました。
(共同企画:宮本卯之助商店・東京都)
【地域文化活動支援】
- 2020
- 岩手県「岩手県民俗芸能フェスティバル」リモート配信・交流事業
<民俗芸能のオンライン配信およびリモート交流ファシリテート>
コロナ禍で、公演や集会、交流が困難になった民俗芸能団体ならびに一般に対し、例年実施の「岩手県民俗芸能フェスティバル」では、オンライン配信および、首都圏芸能団体とのリモート交流を2020年度に実施しました。縦糸横糸は、岩手と首都圏のリモート交流企画の構成と、公演の動画配信を行いました。
【オンライン配信/ファシリテーター/PRコンテンツ制作】
- 2019-2020
- 長野県「南信州民俗芸能パートナー企業制度」
<地域資源発掘、地域課題解決のための企画開発>
長野県の南信州広域連合では、民俗芸能を確実に未来に継承するため、「民俗芸能パートナー企業制度」をはじめ各種取組みを行っています。縦糸横糸は、民俗芸能保存・継承団体に協力・支援を希望する民間企業・団体とのマッチング、ならびに企画プロデュースに協力しました。
【事業コンサルタント/プログラム開発】
- 2019-2020
- 一般社団法人根浜MIND / 株式会社かまいしDMC「⼤槌湾周域インバウンドモニターツアー」
<地域連携インバウンドモニターツアー>
岩手県三陸地方の大槌湾を囲む地域では、地域性を活かしたインバンドツアー醸成を行っています。縦糸横糸は、国内外観光客が体験できる、地域性豊かで持続可能な言語対応コンテンツ作りに協力しました。
【企画・プロデュース/ファシリテーター/PRコンテンツ制作(映像)】
- 2019-2020
- 一般社団法人おしかリンク / 牡鹿半島浜泊推進協議会
<地域資源発掘、地域課題解決のための企画開発>
東日本大震災で被災した宮城県石巻市の牡鹿(おしか)半島では、地域復興・地域づくり・活性化を目的としたまちづくり構想が進められています。縦糸横糸は、企画・実施、ブランディング、プロモーション等へのアドバイザリー業務を行いました。
- 牡鹿半島浜泊推進協議会
<牡⿅半島の人と魅⼒を発信するためのプロモーション映像制作>
【事業アドバイザリー/PRコンテンツ制作(映像)】
- 2017-2019
- 岩手県「訪日外国人向け伝統文化鑑賞・体験プログラム開発事業」【michi now Q】(委託)
<東北の地域文化に関するイベント、ツーリズムの企画・運営>
岩手県では、訪日外国人に向けて、岩手県の特色である民俗芸能の体験プログラム開発を実施しました。縦糸横糸は、2017・2018年度の2ヶ年で県内の民俗芸能を選出、外国人モニターを活用した各種プログラムを実施・検証しました。
【企画プランニング・制作/イベント企画・制作/芸能団体招聘・コーディネート/映像制作】
- 2019
- 外務省JAPAN HOUSE Los Angeles【「BAKERU: Transforming Spirits」展】
<デジタルアートで「体感」する郷土芸能の世界>
2019年に米国のジャパン・ハウス ロサンゼルスにて開催された、「BAKERU: Transforming Spirits」展において、東北地方に伝わる郷土芸能の魅力を発信するための展示監修、パフォーマンス・講演会のプログラムに参加。
BAKERU|世界のバケルに出会う|TOKYO SHISHI-ODORI × LAKOTA
【展示監修アドバイザー/出演団体招聘/スピーチ】
- 2019
- 日本博「東京シシマイコレクション2020」
<郷土芸能の魅力発信>
「日本博」では、2019年のプレ企画として日本全国に数多く伝承されている「獅子舞」の魅力発信を目的としたプロジェクトを立ち上げました(主催[独法]東京文化財研究所など)。縦糸横糸は、獅子舞関連イベント制作・演出とフォーラムの企画制作、ウェブサイト、冊子などの制作を行いました。
東京シシマイコレクションHP
Tokyo Shishimai Collection2019
【企画立案協力/出演団体(者)招聘/ファシリテーター/PRコンテンツ制作(WEB 映像)】
- 2019
- せんだいメディアテーク事業【art node TALK】
<「優れたアーティストのユニークな視点と仕事」と、地域の「人材、資源、課題」をつなぐアートプロジェクト>
宮城県仙台市「せんだいメディアテーク」では、東北文化を囲み、学び、視点を広げ、考えを深めるトークイベントを行っています。縦糸横糸は、「神楽ってなんですか?」をタイトルとし、「神楽」が盛んな宮城県北部の「南部神楽」の伝承者と、全国でも有名な島根県の「石見神楽」伝承者を招き、神楽の物語から道具、登場人物を表す仮面について、舞台鑑賞だけでない神楽の楽しみ方を知るための企画プロデュースを行いました。
鳴海屋紙商事(宮城県仙台市) / 有限会社スマッシュ(宮城県仙台市)
【企画・プロデュース、ファシリテーター、PRコンテンツ制作(映像)】
- 2019
- 縦糸横糸合同会社×株式会社宮本卯之助商店「岩手〜郷土芸能のミカタ写真展〜」・「いわてシシトーク&SHO-ZOKU展」(自主企画)
東京都内で、岩手県の郷土芸能写真を募集・展示し、興味を持ってもらうことで現地での芸能鑑賞・体験に繋げることを目的に開催しました。併催イベントとして、「いわてシシトーク&SHO-ZOKU展」 を実施。岩手県の郷土芸能「鹿踊」9団体の若手伝承者トークイベントと、シシ頭の展示を行いました。
【協力】
㈱宮本卯之助商店(東京都台東区)/ ㈱京屋染物店(岩手県一関市)/ わらび座(秋田県仙北市)
【展示会企画/トークイベント企画】
- 2017-2020
- 宮城県「文化芸術の力による心の復興事業【地域芸能アウトリーチ】」/「地域芸能等再興支援策検討事業」(委託)
<地域振興、教育振興に関わる企画・コンテンツ制作事業>
宮城県では、宮城県民の心の復興および地域芸能の再興支援を図るため「郷土芸能体験ワークショップ」等を実施しました。縦糸横糸は、民俗芸能の小学校でのアウトリーチや教育プログラム・教材の作成・ファシリテーションを実施しました。
【ワークショップ企画/教材制作/ファシリテーション】
- 2017-2018
- 八戸ポータルミュージアムはっちプロジェクト【DASHIJIN事業】教育プログラム/映像記録(委託)
<共創型教育プログラムの企画・運営>
青森県八戸市は、地域観光交流施設「はっち」を拠点に、八戸三社大祭(はちのへさんしゃたいさい)の山車(だし)を取り巻く市民の多様な力、技、知恵、美意識に着目し、市民自らが参加者となり、豊かなまちを動かしていく底力を生み出すコミュニティプロジェクト「DASHIJIN」を実施しました。縦糸横糸は、2017年度に子ども達が山車作りの現場に出向き映像記録やインタビューを行う「マツリポーター」プログラムを企画、祭りへの新たな関わり方・支え方の提案を行いました。
2018年度は、①教育プログラム:祭りを支えているまちの人々の縁の下の活動に光をあて、子どもたちがふるさとの祭りへの誇りを学ぶ教材と教育プログラムを、小学校との協働で作成。②映像制作プロジェクト:DASHIJINプロジェクトの記録の作品を制作しました。
【企画プランニング・制作/映像制作】
- 2016-2018
- くりはら万葉祭
<地域振興、文化振興に関わるプロモーション・企画・コンテンツ制作事業>
“里山のもと、その根源たる「土」と「火」のまつり 古きを囲み踊り歌い語るまつり”をコンセプトとしたイベント。縦糸横糸は、2016年から企画協力、郷土芸能の出演交渉、体験ワークショップなどを行いました。
【プランニング/ワークショップ企画・制作/ファシリテーション/団体コーディネート】
- 2017-2018
- カグラツクル vol. 1.2.3(自主企画)
<地域振興、文化振興に関わるプロモーション・企画・コンテンツ制作事業>
岩手県南~宮城県北に広く伝わる「南部神楽」の「道具・衣装」を作る過程を体験するという視点から、演舞だけではない関わり方や支え方の機会の提案・再確認の場を創出し、加えてものづくりの担い手を発掘するシリーズ企画。
【プランニング/ワークショップ企画・制作/ファシリテーション/団体コーディネート】
- 2018
- WOW株式会社「WOWが動かす世界展」
東北仙台で創業し、東京・世界で活躍する映像ビジュアルデザイン会社WOW。縦糸横糸は、東北の郷土芸能をモチーフとしたお面を身に着け、“化ける”ことができるインタラクティブ作品《BAKERU》のプロモーション映像の出演団体をコーディネートしました。
【出演団体コーディネート】
- 2018
- NHK盛岡放送局「おばんですいわて【つなぐ、いわての芸能】」
<東北の郷土芸能の魅力発信>
2018年に開局80周年を迎えたNHK盛岡放送局の「おばんですいわて」枠内《つなぐ、いわての芸能》および特集番組「再発見いわてスペシャル つなぐ–いわての芸能–」(2018年12月14日放送)における企画構成協力、マッチング、年間パーソナリティ兼コーディネーターとして参画。
「つなぐ、いわての芸能」 / 「再発見いわてスペシャル つなぐ–いわての芸能–」
【出演者コーディネート/番組ナビゲーター】
- 2017
- カグラ・まち・めぐる(協働企画)
<地域振興、文化振興に関わるプロモーション・企画・コンテンツ制作事業>
岩手県一関市地域おこし助成事業「カグラ・メグル・プロジェクト」(カグラ・メグル実行委員会)企画協力。岩手県南~宮城県北に広く伝わる「南部神楽」を、従来の「見る」型イベントではなく、神楽を軸とした地域探訪、ものづくりワークショップ、映像鑑賞など、「知る・発見する・体験する」機会を創出。住民と伝統文化の新たな出会いを目的に開催しました。
【プランニング/ワークショップ企画・制作/ファシリテーション/団体コーディネート】
- 2017
- 宮城県「地域芸能等再興支援策検討に係る調査報告書」
<地域資源、地域課題の調査・記録・アーカイブ制作事業>
宮城県文化振興財団は、宮城県内の地域芸能(郷土芸能・民俗芸能)の存続に向けた支援策を検討するための調査を実施しました。縦糸横糸は、伝承する団体に共通する課題や取り組みについて、現地ヒアリング調査・記録および分析検討、報告を行いました。
【調査・取材/映像記録/報告書執筆・作成】
- 2017
- 文化芸術の力による心の復興フォーラム
宮城県は、東日本大震災被災者を支援する各分野専門家が、文化復興への課題や、取組の成果を共有しナレッジ化するワークショップ型フォーラムを実施しました。縦糸横糸は、郷土芸能体験ワークショップ「シシフリのいる風景」の企画・ファシリテーションを実施しました。
【ワークショップ企画・ファシリテーション/パネリスト/芸能団体コーディネート】
- 2016
- G7 仙台財務大臣・中央銀行総裁会議 仙台・東北 トレジャーズカフェ「るるるる郷土芸能」
G7イベントに関連し、縦糸横糸は「見る、触れる、作る、踊る」といった五感や身体をフル活用する、能動的に知ろうとする一連の過程を通し、郷土芸能やそれにまつわる技や知恵との接点や入り口を創り、東北の地域文化を体感するプログラムを企画しました。2芸能の比較公演、芸能に関係する布や染職人、異業種の紙の企業の協力を得て、子どもたち向け「カシラ・衣装」作り・踊り体験ワークショップを実施しました。
【企画/演出/制作】
- 2016
- カグラメグル2016
民俗芸能である「神楽」を、演劇の舞台空間で体験する試み。出演団体自ら舞台の仕組みを学び、活用すること、伝統的な演出方法の見直し、新たな表現の幅を検討する機会を提供しました。
【企画アドバイス/トーク出演】
- 2016
- 第6回三陸海の盆 in 南三陸
東日本大震災被災地持ち回りで開催されている「三陸海の盆」。存在意義が再定義された郷土芸能の支援・応援と、お盆に近い日程で開催する「供養」に特化したイベント。縦糸横糸は、各芸能の特性を適切に捉えた選出と交渉、構成を専門的知見から行いました。
【企画/演出/進行・解説/団体招聘】
- 2015
- こどもの夢ひろばボレロ~つながる・集まる・羽ばたく~ 「郷土芸能体験ワークショップ~大室南部神楽~」
子ども向け民俗芸能公演や道具の展示、体験ワークショップの実施。民俗芸能の歴史や保存だけでない、楽しみ方の視点の提供と、学びの場を意識した企画。また、ワークショップコンテンツを、出演団体と共同制作しました。
【企画 / 演出 / 制作】
- 2013-現在
- 東京鹿踊 TOKYO SHISHI-ODORI
東京鹿踊は、郷土芸能「鹿踊」を軸にした身体的経験と思考を通して、芸能の意義、未来への伝承を試行するプロジェクトです。「鹿踊」を継承する岩手県出身と有志によって組織され、国内外での公演やCM出演といった郷土芸能発信企画、地方との関わり促進や交流活性化のためのツアーや道具作りなどの体験型企画、聞取りや記録といったアーカイブ企画を行っている。広く一般に、郷土芸能を発信・体験する場や機会を提供して、興味や関わりの入口を拡げることで、伝承地(者)との交流や出身者の還流が促進され、芸能伝承地域の活性化に繋がることを目的とする。(2013年6月結成)
東京鹿踊の活動に興味がある方はこちらへ→ 東京鹿踊 TOKYO SHISHI-ODORI
- 【東京鹿踊】の主な活動
- 毎年5月第3土曜日「西向天神社例祭」@東京都新宿区 西向天神社【出演 / ワークショップ】
- 2019年~「文化庁×WOW・BAKERUの学校」@全国の小学校【子供向け公演 / お面づくりワークショップ】
- 2021年11月「熊野本宮大社奉納」@和歌山県田辺市 熊野本宮大社【奉納】
- 2021年9月「みんなの作業場3回シリーズ」@東京都杉並区 座・高円寺【子供向けシシ頭づくりワークショップ / 踊りワークショップ】
- 2020年11月「民俗芸能Now!in神田明神」@東京都千代田区 神田明神【出演】
- 2020年「江戸里神楽萩原彦太郎社中「悪鬼退治」映像制作」東京都新宿区 西向天神社【YouTube動画作成】https://youtu.be/Lh1Ba78Mb0s
- 2019年「シシ頭づくり」@岩手県一関市 行山流舞川鹿子躍保存会【鹿踊の道具製作習い / 交流】
- 2019年2月「変わりゆく伝統芸能」@京都市 伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都芸術センター)【シンポジウム / 出演】
- 2018年3月「日本の伝統文化のなかに生きる動物たち」@東京都多摩市 多摩動物公園【出演 / ワークショップ / シンポジウム】
- 2018年「株式会社宮本卯之助商店&渡辺薫氏KaDON鹿踊ワークショップ」@東京都台東区 HIBIKUS浅草Basement【外国人向けワークショップ】
など
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ABOUT
私たちができること
私たち、縦糸横糸合同会社は、“東北”の暮らしの中で受け継がれる「地域文化」に関する専門的知見と、新たな視点や関わり方を繋ぎ合わせたプロジェクトを共創します。
地域の資源や人材・機関と、様々な領域で活動する企業、クリエイター、ファンらを繋ぎ、 地域文化における“知る・体験する・感動する・交流する場”を企画・デザインすることで、 東北という地と東北に関わる人々が、より魅力的に関係・継承・発展していくためのプラットフォームときっかけづくりを提供します。
趣旨に共感いただける企業・機関・個人の方は、是非お声がけください。
事業内容
東北の地域文化(郷土芸能、祭り、技術、食文化、生活様式等)に関わる以下の事業を行う
地域文化の再発見、再構築、
継承に関わる事業地域文化と外部との
コーディネート地域活性・人材活性プロジェクトの
ディレクションプロデュース
コンテンツ制作
情報の発信
記録・アーカイブ
講演・取材・執筆
ワークショップの企画・提案
イベントの企画・制作・演出
文化芸術に関わる業務
東京鹿踊プロジェクト
スタッフ
1977年生まれ。岩手県出身。
郷土芸能「鹿踊」伝承者。(公社)全日本郷土芸能協会(東京都)に入職し、芸能の魅力発信や災害復興支援、コーディネートに携わる。東日本大震災を契機に、出身者・首都圏在住者が芸能でつながる「東京鹿踊」プロジェクトならびに東北仙台にて「縦糸横糸合同会社」を立ち上げる。地域に伝わる“縦糸”の文化を選り出し、他分野他視点の“横糸”が交差する場のコーディネートと、次世代への伝達方法を検討・実践する企画提案を東北内外で行っている。
東北と東京の二拠点で活動中。
1980年生まれ。群馬県出身。
TVCMや映画制作における技術サポート、クリエーターマネジメント、プロデュース業を経験。東日本大震災を契機に、東北に伝わる地域文化の価値と魅力を再考する場を作り発信し次代へ継承するための活動として「東京鹿踊」「縦糸横糸合同会社」を立ち上げる。鹿踊を踊る一方で、東北の風土や文化を活かしたコミュニケーションデザインの企画からプロデュースを行っている。
東北と東京の二拠点で活動中。
- 実績
-
- イベントプロモーション映像
- 企業WEBサイトコンテンツ映像製作他
- TVCMの映像技術コーディネート
- 地域文化関連企画提案・コーディネート
- 宮城県仙台市「G7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議 仙台・東北トレジャーズカフェ「るるるる郷土芸能」」企画制作
- 宮城県栗原市「くりはら万葉祭」プロデュース
- 他、地域ツーリズムコーディネート、郷土芸能ワークショップ など
- ※ 以上、ブック株式会社【東京都】において
リンク
会社概要
- 社 名
- 縦糸横糸合同会社 / tateito-yokoito llc.
- 住 所
- 〒981-0944 宮城県仙台市青葉区子平町3-9 #106
- ADDRESS
- 3-9 #106,Shiheimachi,Aoba-ku,Sendai,Miyagi 981-0944 JAPAN
- WEB SITE
- https://tateito-yokoito.com
- 電 話
- 090-2542-3552(小岩)
- 設 立
- 2016年1月15日